クラリネット・セミナー&コンサート開催しました。

JLICC_0504a0118月に開かれるジャック・ランスロ国際クラリネットコンクールにちなんで、5月4日(日)、横須賀芸術劇場に併設されたヨコスカ・ベイサイド・ポ ケットにて、横須賀市の中学、高校生を対象としたクラリネットのセミナーと横須賀市出身でNHK交響楽団の首席クラリネット奏者の松本健司さんによるコン サートを開きました。

 

 

 

 

 

JLICC_0504a033セミナーの講師には、東京佼成ウインドオーケストラのクラリネットセクションから、有馬理絵さん、大浦綾子さん、太田友香さん、木内倫子さん、林裕子さんを招きました。受講生は、不入斗(いりやまず)中学校、浦賀中学校、大津中学校、横須賀市立総合高校、三浦学苑から40名を越える生徒さんがこのイベントに集まりました。

 

 

 

JLICC_0504a012午前中は、セミナーです。午前10時前から学校単位でグループを作り、各講師の熱心な指導のもと、クラリネット吹奏の基礎から、アンサンブルの基本、講師と 受講生が合同で演奏する曲目を練習。

 

 

 

JLICC_0504a003また、バスクラリネットのための教室も設けられました。午後からは、合同合奏のリハーサルを行いました。

 

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コ ンサートの開演は午後2時。まずは、講師陣に、新井清史さん、大和田智彦さん、草野裕輝さんを加えたスーパーアンサンブルが、クラリネットアンサンブルの 名曲、吹奏楽連盟のアンサンブルコンテストでもよく取りあげられるゴードン・ジェイコブ《序奏とロンド》、ヤン・ファンデルロースト《プスタ》、ガイ・ ウールフェンデン《スリーダンス》を演奏しました。大浦綾子さんが進行を務め、演目や吹奏楽のサウンド作りにクラリネットがどのような役割を果たしている かなどについての分かりやすい説明も加わりました。

 

JLICC_0504a008続く受講生を含めた合同アンサンブルでは、ファンデルローストの《リクディム》を大和田智彦さんの指揮で演奏。総勢50名が迫力のクラリネットサウンドで、午前中の講習会の成果を披露しました。

 

 

 

 

 

休憩をはさんで、午後3時半からは松本健司氏が登場。

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「クラリネットのコンクールってどんなもの?」そういった素朴な疑問にこたえるために、松本さんは8月25日からはじまるジャック・ランスロ国際クラリネットコンクールの課題曲を演目の中心とした、特別なプログラムを用意しました。

第 1次予選では、ジャングザヴィエ・ルフェーヴルのクラリネットソナタが、課題曲のひとつとなっています。コンクールは《第12番》を演奏しますが、松本さ んはこのコンサートに《第3番》をとりあげました。さらに、ちょっと聞いただけでは曲なのかノイズなのかよくわからないピエール・ブーレーズの現代音楽作 品や、第2次予選課題のジャン・フランセの作品、本選課題となっているモーツァルトの《クラリネット協奏曲》が、曲の解説や、自身のコンクール体験、 ジャック・ランスロ氏の思い出など、楽しいお話をまじえて演奏されました。

来場したお客さんは、コンクールの雰囲気、醍醐味、楽しみ方をダイジェストで味わうことができたと思います。きっと、クラリネットコンクールへの興味も湧いてきたことでしょう。

イベントの最後は、アルベール・ボーカンがジャック・ランスロのために書いた作品《哀歌》が演奏されました。

このコンクールの名称となっている、偉大なフランスのクラリネット奏者「ジャック・ランスロ」、彼が伝えたかった音楽を、松本さんのクラリネットから感じることができたのではないかと思います。