ジャック・ランスロ

ジャック・ランスロ

 プロフィール

ジャック・ランスロクラリネット奏者、ジャック・ランスロ氏は1920年4月25日、フランス北東部セーヌ河口のルーアン市に生まれ。

パリ国立高等音楽院に学び、1939年に一等賞で卒業。ラジオフランス管弦楽団、パリギャルドなど数々のオーケストラ等で活躍するが、しだいに活動 を室内楽に移しフルートのランパル、オーボエのピエルロなどとフランス木管五重奏団を結成。当時の音楽界に大きな影響を与える。1947年にルーアン音楽 院の教授となって教育者としてのキャリアをスタートし、リヨン高等音楽院、ニース国際アカデミーなどで指導にあたる。

日本のクラリネット界を代表する浜中浩一、二宮和子、横川晴児、生島繁、武田忠善らが師事し、現在のわが国のクラリネット演奏およびクラリネット教育において、ひとつの大きな流れの源と言えるクラリネッティストであった。

また楽器の開発や教材の出版、レコーディングでも功績は大きく、クラリネット音楽が近代から現代へと進歩していく過程の中で、つねに重要な役割を果たした稀な存在でもある。2009年2月7日逝去、享年88。